最近、バイト先の人に「韓国語うまくなったね!」と2人から言われました。自分ではまったく実感ありませんが、褒められるとやっぱり嬉しいですね。TOPIKもギリギリで6級合格してから受けていませんし、単語力もかなり落ちていることでしょう。ってことで、次は堂々と6級合格といえる点数を目標に受験してみようと思いました。
TOPIKとハングル検定
韓国語を勉強しているけど、試験は受けたことがないという方もいらっしゃると思います。わたしも最初はTOPIKとハングル検定の違いがよくわかりませんでした。ハングル検定は未だに受験したことがなく未知の世界です。ざっくりと調べてみると...
韓国語能力試験、通称TOPIK(トピック)。ちなみにTOPIKとはTest of Proficiency in Koreaの頭文字をとったもの。公益財団法人韓国教育財団が主催している。
ハングル能力検定、通称ハン検はハングル能力検定協会が主催している日本語母語話者を対象とした試験。
というわけでTOPIKは日本以外の国でも試験が行われています。
韓国で進学や就職をする際にに韓国語能力を判断する基準となるのはTOPIKです。日本で韓国語関係の仕事をするならハングル検定も韓国語能力をアピールできるひとつかもしれません。
日本に住んでいるときに、旅行がてら韓国にTOPIK試験を受けに来たことがあるのですが、そのとき情報が少なくて苦労しました。もしも、当時の私と同じように日本で韓国語を勉強していて、韓国でTOPIKを受けてみたいと思っている方の参考になればと思い、韓国でのTOPIK受験について書いてみようと思います。
2018年のTOPIK試験日程
まずは日程を確認してみましょう。
日本では年3回だけですが韓国では年6回行われています。
回次・試験日・申込期間・成績発表日
第56回 01.14(日) 12.11(月)〜12.18(月)18:00まで 02.01(木)
第57回 04.15(日) 01.29(月)〜02.05(月)18:00まで 05.24(木)
第58回 05.20(日) 03.05(月)〜03.12(月)18:00まで 06.28(木)
第59回 07.15(日) 05.21(月)〜05.28(月)18:00まで 08.03(木)
第60回 10.21(日) 08.06(月)〜08.13(月)18:00まで 11.29(木)
第61回 11.13(日) 09.03(月)〜09.10(月)18:00まで 12.20(木)
日本では第57回,第59回,第60回の3回になりますが、申込期間は異なりますのでご注意ください!!
TOPIK受験方法
韓国のTOPIKのHPから会員登録をして準備しましょう。
赤丸をした회원가입(会員加入)から利用約款に同意して会員情報を入力します。
韓国の電話番号がないと会員登録できない!?
会員登録の際に韓国の電話番号が必要になります。韓国に知人がいれば、電話番号を借りるのも一つの方法だと思います。当時のわたしは韓国に頼れる人がいません。そこで私は日本の自分の携帯番号の頭3ケタ(080や090)を韓国の010に変更し登録しました。あとから、主催側へ問い合わせたところ、それでも問題ないとのことでした。
※登録時の設定でSMS受信は拒否しておきましょう。
申込は開始時間に合わせてスタンバイすべし
ソウルで行われるトピックは、会場数も多いですが、受付開始後すぐに申し込まないと、すぐに定員に達してしまいます。韓国で語学堂に通っている外国人たちも申込日は皆んな気合い入れてスタンバってましたよ。
TOPIKⅠとTOPIKⅡだけ間違えないようお気をつけて!
支払い方法について
わたしは支払方法で一番困りました。なんと日本のクレジットカードでは決済することができないのです。クレジットカード以外には銀行振り込みがあります。これも韓国に知人がいればお願いできますが、誰も頼れる人がいない場合は代行業者を使うしかありません。そうすると当然費用もかさみます。
わたしは韓国に知人がいなかったのですが、韓国語教室で一緒だったオンニの友人が韓国で働いているということで、わたしは会ったこともないオンニの友人に助けてもらいました。
もし、韓国でトピックを受けたいけれど頼れる人がいない場合はご相談くださいね。
受験票や成績表は自分で出力
申し込みが完了したら、日本では受験票が郵送されると思いますが韓国ではHPにログインして自分で出力します。韓国で2回受験しましたが、受験票はチェックとかしないので、出力しなくても受験番号がわかっていればとくに困らないと思いましたが、韓国なので人によって対応が違うこともありますし一応、出力して持ってた方が安心ですよね。成績表も同様に自分で出力します。
試験会場の雰囲気は?
わたしが受けた部屋は、わたし以外全員中国人でした。試験前に一つでも単語を覚えようと勉強してる人はゼロ。みんな、ただおしゃべりしているだけ。わたしまで中国語で話しかけられたり。
問題用紙を配り始めて、監督官が「まだ見ないで」と言っても、先に問題を見始める人。「試験終了!」と言っても手を止めない人。日本で受けるのとは雰囲気が(臭いも)違って、なかなか貴重な経験でした。
韓国の監督官からしたら受験生は全員外国人なので、説明するときもゆっくり簡単な韓国語で説明してくれました。多少理解できなくても、中国人のように勝手に問題みても失格にはなっていなかったので、過度に不安がらなくても大丈夫でしょう。もちろん意図的に監督官の指示に従わなかったりルールを破るのはダメですよ。
まとめ
日本在住者が韓国でTOPIKを受けるときに困ったこととしては主に2つ。
1.韓国の電話番号が必要
2.自分で決済ができない
解決策としては、
1.韓国の電話番号が必要→頭を010で登録
2.自分で決済ができない→現地にいる人に依頼する
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