韓国に現金100万円以上を持ち込む方法
韓国での留学やワーホリの際に、学費や生活費など日本からたくさんお金をもっていかなければならにことがあると思います。韓国に自分の口座があれば海外送金という方法も可能ですが、やはり一番かんたんな方法としては現金を持っていくことだと思います。
いくらまで持ち込みOK?
限度額は特に記載がないので申告さえすれば大丈夫だと思います。日本での持ち出しは100万円以上、韓国への持ち込みは10,000ドル以上の場合、申告が必要になります。
手数料はかかるのか?
結論から言うと、手数料はゼロ。一切かかりません。大金を運ぶのは怖いし、リスクがありますが、費用面でいえば、いちばん損をしない方法です。
申告方法
今回は、空港での当日の申告方法について解説したいと思います。日本の空港で、日本から持ち出す申告と、韓国の空港で韓国へ持ち込む申告の2つが必要になります。
①日本の空港での手続き
手荷物検査を終えたら、出国審査の前に税関のところへ。
成田空港第3ターミナルの場合、うっかり通り過ぎそうになるのですが、出国審査の前ということを頭に入れておきましょう。
税関の担当の方に100万円以上持ち出すことを伝え、用紙をもらう。(税関HPでダウンロードも可能)
羽田空港では一緒に見ながら記入していく感じでした。成田空港でも、どこを記入するか教えてくれましたし、空港や担当の人、混雑状況によって違いがあるかもしれませんが、日本語の指示通り記入するだけなので難しいことはありません。
1.輸出に✔を入れる
2.申告年月日
3.氏名(漢字)
4.氏名(ローマ字)
5.住所
6.生年月日
7.国籍
8.旅券番号
9.現金に✔を入れ、金額を記入
10.合計金額
11.輸出しようとする場合に✔を入れ、搭乗機名、降機地名を記入
12.申告の日に✔を入れる
13署名
②韓国の空港での手続き
飛行機の中で配られる税関申告書の3つめの項目「ドル換算で1万ドルを超える支払手段(ウォン貨・外貨など法定通貨、自己宛小切手、トラベラーズチェック、その他有価証券)」にチェックを入れ、合計金額を記入します。※日本円で記入
1万ドル以上っていうのが頭にあり、日本円を持ち込むのにわざわざドル換算して記入したら軽く怒られました;;
飛行機から降りて通常通り、検疫を通過し、入国審査をし、(預け荷物を受け取り)、ここで忘れずに税関手続きをしてください。
金浦空港も仁川空港も担当者が申告書を回収しておりますが、ここで渡さないように!金浦空港は出口方面を向いて、いちばん左側の窓口へ。(仁川空港は今度確認しておきますね;;用紙を回収している人に、申告するものがあることも伝えれば、どこに行くか教えてくれます。)
金浦空港は青い看板に白字で
「현장통관・ 외국환신고 現場通關・外國換申告
Duty Cashier Declaration of Foreign Exchange」
と書かれた窓口へ行き、税関申告書を提出。
このとき、使い道を聞かれるのと、現金を見せるように言われました。使い道は私の場合は「学費(학비)と生活費(생활비)です」と伝えました。
担当者が用紙を作製してくれるので、金額を確認しサインをして終了。
(簡単な日本語は話せましたが、担当者によってはちょっと危うい感じでした。)
思ったよりもカンタンですよね。
日本と韓国でそれぞれ手続きが必要なことだけ覚えておきましょう。どちらか忘れても法律的にはアウトです。
くれぐれも紛失にはお気を付けくださいませ。
リンク
日本の税関:
支払手段等の携帯輸出入の手続 : 税関 Japan Customs
韓国の税関:
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