宅配便仕分けのバイトやってみた

 宅配便の仕分けバイトはつらい?

短期バイトを探していると、宅配便の仕分けのバイトがたくさん出てきます。

わたしも一時帰国中、お小遣い稼ぎに少しアルバイトをしたのですが、年末年始ということもあり、ほとんどの企業がお休み期間のため、仕事の選択肢が少なかったので宅配便の仕分け作業のアルバイトをやってみました。

今回はヤマト運輸の某集配センターでの体験談を書きたいと思います。

時給

わたしは派遣会社に登録し、1日だけお仕事をさせていただきました。

時給は1,200円×7時間働きました。

仕事内容

宅配便の仕分けと言っても、どうやって仕分けするんだろうか?女性でも重たい荷物を持つことがあるのかな?はじめての現場では色々と不安があると思います。

わたしが担当したのはクール便の仕分け作業です。集配センターごとに違うかもしれませんが、参考程度に読んでいただけたらと思います。

ベルトコンベアを取り囲む形で、地域ごとに番号が振られた冷凍庫や荷台があります。流れてくる荷物にも番号が振られています。社員さんに、「あなたは何番から何番ね」と番号を割当られますので、自分の担当の番号を覚えて、その番号の荷物がベルトコンベアで流れてきたら、取って冷凍庫や荷台にの前に置くという作業です。だいたい一人当たり2〜5個くらい担当します。荷物の数か少ない地域は与えられる番号が多くなります。(仕分けたあと、社員さんやレギュラーの派遣やバイト?の方が、番号を確認して、冷凍庫の中や荷台に積んでいきます)

自分の担当の番号が連続で来ることもあり、取り切れなかったり、中にはめちゃくちゃ重い荷物もあります。女性だろうが、関係なく担当の番号の荷物はとらなければなりません。(社員さんやレギュラーの方や、お隣さんなども助けてくれました)

それから、自分の後ろの人のために、後ろの人の担当の番号が来たら大きな声で読み上げます。だから、前の人が、元気のいい人やベテランの方だと、すごくやりやすかったです。

仕事内容自体は自分の番号の荷物をピックアップしてその番号の場所に置くという本当に単純作業です。途中、担当の番号が変わったり、冷凍の荷物と冷蔵の荷物が変わったりしますが、基本的にはひたすら7時間、この作業の繰り返しなので、誰でも出来そうですが、荷物が連続で来たときは激しい運動をしているときと同じくらい息が上がり、苦しかったです。翌日には、全身筋肉痛にもなりました。わたしのように普段から運動をあまりしない、体力のない人はきついと思うかもしれません。

それから、もうひとつ1番辛かったのが、クール便の担当ということで、とにかく寒かった。室温10度くらいとは言ってましたが、7時間もいると骨まで冷たくなりますよ。最初は10℃くらいと聞いて、12月の韓国ではマイナス10℃くらいにはなっていたので、余裕かなと思いましたが、普通のコートで10℃の所に7時間いる方がつらかったですね。

休憩時間

流れ作業なので、基本的にはトイレ休憩も一斉に取ります。

わたしが行った日は、作業開始2時間後くらいに1時間の休憩、その後1時間ほど作業し5-10分のトイレ休憩という感じだったので、後半が辛かったですね。。そのときの荷物の状況などによって休憩をとるタイミングは変わると思います。

その他

派遣は私が登録した会社以外にも3.4社から来ており、人数は100人以上いたと思います。半分以上は、東南アジア系?な若い外国人でした。お友達同士できている女子高生から60歳近くのおじさん、おばさんもいたり年齢層は幅広く、男女比も半々くらいに感じました。初めてきた人も、経験者・常連さんも多くいました。

感想

それにしても、外国人労働者の人数に驚きました。

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ニュースではよく聞くけど、現実を見た感じです。この方たちがいなかったら、お歳暮とかほんとうに年明けじゃないと届いていないんじゃないかって思いました。

それから、以前、某メーカーに勤めていた時も、商品が届かないんですけど〜って連絡が来て調べたら、関東なのに荷物が九州の方へ行ってるみたいなことがありましたが、実際に働いてみると、まあ、そういうミスも起こりうるなと分かったり。

すごく辛かったけど、お小遣い稼げたし、勉強になったし本当にいい経験だったなとお思います。もう2度とやりたくないし、やらなくて済むように、しっかり勉強して就職できるように頑張ろうとも思えました。

また、海外留学中でも一時帰国時にこうしてアルバイトできるのは、ありがたい。ワーホリなど学生じゃない場合は法律上、難しいかもしれませんが、暇があって派遣の登録が可能な人は、いろんな経験を積んでみるのも面白いのではないでしょうか。

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